トヨタの本気、MIRAI

トヨタの本気、MIRAI

予想以上に売れて困っている、トヨタの水素自動車

では実際に販売へとこぎつけ、今年2015年の市場において有力な商品として展開していこうと考えている動きから読み解いてみる。その中から特に注目したい水素自動車として上げられるのは、前述でも話をしたがトヨタが開発して予想以上の売れ行きに戸惑いという悲鳴を上げて、今後の生産ラインをどうするべきかと考えられている程のものだ。ただこれも日本の話ではなく、アメリカでの事業展開になる。アメリカと日本では自動車に対する優位性は恐ろしく異なる、日本の場合だと車がないと生活できないという地域は地方くらいなものだ。都市部での生活は車を使用しなくても生きていけるが、アメリカの場合は車がなくては生きていけない。この時点で日本とアメリカの車に対しての価値観が異なっているのを理解できるはずだ。

そんな中で満を持して発売した水素自動車だが、トヨタが発売したものは『MIRAI』を昨年12月15日に発売する。しかし業界としてはまさかトヨタが水素自動車を発売するとは夢に思わなかったようだ。それもそのはず、黎明期当初から開発に携わっていなかったトヨタがどうして発売するのか、何を目的としているのかと声も挙がったという。

しかしトヨタは開発そのものを行っていないように見せかけて、実は自分たちで独自に開発をしていましたといったところだろう。その成果としてトヨタが世界へ届けたのがFCV車『MIRAI』と呼ばれる水素自動車だ。実際トヨタが発売したということもあって、現在の市場でも水素自動車のことを今まで知らなかった消費者が知るようになったきっかけにもなっている。さすがは世界舞台に活躍する自動車メーカーといったところ、最近だと役員の1人が麻薬取締法違反によって逮捕されてしまうこともあったが、自動車分野においてはさすがといった影響力を示している。

その中でも先駆を走り続けているMIRAIについてだが、専門家に言わせれば凄いと言えるという。ここではそんなMIRAIの凄さについて話をしていこう。

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MIRAIの何が凄いのか

水素自動車が凄いと話してもイマイチ実感が持てないという人もいるだろう。また専門家に言わせれば内在している問題を解消していないなどの爆弾も抱え込んでいるため、いまだ技術的な改良が余儀なくされているのは目に見えている。そのことも踏まえてだが、今回紹介するMIRAIは高い評価を受けているというのです。水素自動車が内包している課題についても考慮してみると、その中で特別機にしたいのが『コストダウン』と『小型化』という点についてだ。

コストダウンの実現

水素自動車のような開発を行うためには、それに伴うだけの開発費用を当てなくてはなりません。必然的にその額は桁違いに跳ね上がる。現在700万円で売られているMIRAIだが、本来であればこれ以上に高い仕様で販売させられていたという。しかしそれではさすがに購入する人が限られてきてしまうため、本来なら何千万という高額な高級車として世に出てくると思われていた水素自動車、それが700万円で購入できると思ったら安いと思えてきてしまう。一般庶民にすれば高いものは高いが、元々のコストを考慮すると錯覚を引き起こされてしまいそうだ。

燃料電池の小型化

次に注目したい点、それは燃料電池システムを普通の乗用車に搭載出来るくらいに小型化に成功したという点だ。燃料電池システムともなれば、どうしても肥大化に肥大化を重ねて巨大になりがちだ。それらを乗用車、それも一般家庭を想定したものとなるととてもではないが設置するための巨大さは自動車にはない。内部における重要なシステムとして機能するそれらが淀みなく起動するためには、燃料電池そのものを実装できるくらいに小型化する必要があったのです。

それをトヨタはMIRAIによって実現させることに成功し、業界の最大手という底力を同業者達に見せつける事に成功した。

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走行時の感想として

お披露目会が終了し、本格的に商品として発売された後は誰でも気軽に閲覧できるようになる。その後の調べで、ものは試しとして話題の水素自動車MIRAIに乗って試乗運転をしてみた人の感想からすると、特別変わったことはない普通の自動車を運転しているような感覚だったという。まぁそういうものだろうと妙に納得してしまう。変に加速したり、辺にカーブを鋭角にえぐり込むように回ったり、車体が浮いたりといった奇っ怪な出来事が巻き起こるといったことはない。そんなことあったら逆に問題だが。

MIRAIを先頭としてこれからは水素自動車が少しずつ発売する車種も増えていくが、値段的なことを考えると本当の意味で普及するまでにはもう少し時間は掛かるとみられる。

「水素自動車」と「水素・燃料電池」の未来を考える