課題として

課題として

懸念される点

トヨタのMIRAIを始めとして、各メーカーも本格的に水素自動車の開発に乗り出していることだろう。目に見えてどうということでもないが、個人的にも水素エンジン開発に関しては乗り出したマツダなどが気になるところでもある。結局美味しいところはトヨタが持って行ってしまったため、実質的に尽力していたと言っても手柄そのものを得られなかったマツダなどの敗北は決定的といえる。

しかし水素自動車が次世代自動車だからといって納得して購入する人が急激に増える、というものではない。発売してからこれまでおよそ1,500台の水素自動車が販売されたことが確認されている。購入していった人たちがどのような方々なのかは分からないものの、売れ行きとしてはこんなものだろうという見解もトヨタは見せている。それに反してアメリカで売れているのだから、水素自動車の燃料補給をするためのステーションの建設することも課題の1つだ。

一般購入層が水素自動車を手に入れるためには、もう少し時間は必要でしょう。先程も話した内容を含めて、改めてここまでで判明している問題点をまとめてみると、

  • 問題その1:水素自動車の値段
  • 問題その2:燃料となる水素を補給するためのステーションの存在
  • 問題その3:燃料となる水素を補給するために支払う費用

このような問題が上げられる。ここでメーカーが足元を掬うようなことをすれば、当然世論から反発が巻き起こって購入する人はそこまで増えないだろう。なのでそのへんも兼ね合っていかなければならないが、企業側にすれば利益重視という側面が絡んでいるため消費者の意見は考慮されないだろう。

この点について言及しても解決策など見当たらないためしょうがないとしても、それ以外に水素自動車が抱えている問題点として他に何があるのか、という点について考えてみよう。

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水素エンジンが環境にもたらす問題

先述で水素自動車は環境に問題を与えないわけではないと軽く話した。完全無欠のECOカーが実現できればどれほどいいかと思うものの、水素自動車はそれに近い形として開発された。ですが実際には環境への負担は少なからず存在しているのです。ただそれも規模によるところですが、内容次第では二酸化炭素を排出するほどの影響力を持っているとも言われている。水素を燃料としているのにどうして環境への負担が確認されているのか、という疑問がわいた人もいるはず。その理由としては、水素を発生させるために燃料タンクに収められている事に関係しているからだ。

水素エンジンは水素と空気が混合して酸素となり、それらがエンジンによって燃焼することで車を動かす動力源として作用すると、大まかに言ってしまえばこうした仕組みとなっている。ですがよく考えてもらいたい、そもそも燃料となる水素を何処で手に入れるのかというのをよく知らない人もいるはず。それこそ水を電気分解して手に入れる方法もありますが、これだど自動車一台を起動させるに必要な量が膨大となってしまう。現在燃料となる水素を獲得するために効率がいいとされているのが原油から水素を取り出すことが一番手っ取り早く、かつコスト的に安上がりとなっているのです。

つまりだ、化石燃料を使わないで環境に優しい自動車というものは現段階ではまだ開発できていないのです。ちらっと触れたが、海水を利用して電気分解・水素を燃料とする技術が誕生しようものなら歴史的な発見と言えるのです。環境への影響がないとうたっているところもあるが、水素自動車だからといっても化石燃料から完全に脱却できているわけではないのです。根本的に自動車が化石燃料から脱せずにいる状況は継続している。

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日本で大量に投棄されている水素

水素自動車を起動する燃料となる水素、現在の日本では大量に投棄されている事が確認されていることをご存知だろうか。その量はざっと換算するだけでも、水素自動車を動かすのに十分過ぎるほとで、およそ数百万台規模の水素自動車を運転出来るだけの量が使用されること無く廃棄されているのだ。水素自動車が誕生する前であれば水素単体では不要と感じる瞬間もあったかもしれない、しかし実質的に水素を利用した自動車が本格的に軌道へと乗って生産ラインも確保されるようになったら、これまで投棄されてきた水素についても気にしたいところ。

今はまだ市場の中心的存在にはなっていないためそこまで大きく取り沙汰されることはないが、今後の事を考えるとこうした投棄される水素問題についても解消していかなくてはならない。化石燃料を消費して獲得できる水素ばかりを利用していれば、当然環境破壊へと繋がってしまうため全然ECOではない。開発ばかりに注視すると見えなくなりやすい問題点だが、日本が水素自動車を普及させるためにはこうした水素の大量投棄問題も解決していかなければならないだろう。

「水素自動車」と「水素・燃料電池」の未来を考える